今日の３・４時間目、３年生は家庭科の授業で和服の着付け体験講座がありました。地域の方が５名ゲストティーチャー（講師）として来てくださいました。

　最初に、講師の先生による着方の実演を見て、次に、全員がゆかたを着ました。体育館で記念撮影をして、最後に、たたみ方の実習をしました。

　「歩きにくいけど、少し大人になった気分。」とか「似合ってる？」、「おかしくない？」などの声が聞こえてきます。自分のゆかたを準備した生徒もいましたが、その他の生徒のゆかたや帯、ひもまで全員分用意してくださっており、全身が「和」に包まれています。男子も女子もふだんより表情が穏やかで、会話も流ちょうに聞こえます。鏡を見たり、襟元を気にしたり、所作に気を配っているのがよく伝わってきます。

　ゆかたを身にまとっただけで、ずいぶん気持ちが変わるんだなと思いました。気持ちだけでなく言動も違ってきます。家庭科の教科書に「日本の衣文化」や「和服の文化」などの文字が並んでいますが、大切な授業だと感じました。この貴重な体験を、講師の先生方から直接教えていただき、とても感謝しています。ありがとうございました。