これまでの朝倉中日記

中秋の名月、朝倉の秋、生徒それぞれの秋

2021年9月21日 18時03分

 今夜は中秋の名月。今朝、学校に来るときに「空がすっかり秋の空になったなあ」と思いました。田んぼのあぜ道に曼殊沙華が顔を出しています。朝倉に入って「荒屋敷」のあたりで、下の写真の景色が目に飛び込んできました。思わずバイクを止めて、持っていたカメラのシャッターを押しました。曼殊沙華とたわわに実った稲穂の向こうに、朝倉のシンボル「笠松山」と秋の空。

 朝倉は自然が豊かです。時は確実に流れ、自然は移り変わっています。校舎内の1年生教室と2年生教室の間の掲示板には、右の写真のように曼殊沙華と赤とんぼ、イチョウの木が掲示されています。ふるさとを感じ、自分を見つめ直すのにいい季節ですね。

 3年生は、国語の時間に俳句の勉強をし、そのまとめの学習として、先日、「秋」の季語で全員が俳句作りをしました。そして「選句をしよう」ということで、誰の作品か分からないようにして、生徒同士でよいと思った俳句に投票し、3年部の教員も投票しました。すばらしい作品がたくさんあり選句をするのに大変悩みました。生徒一人一人に秋があり、それを素直に、表現力たっぷりに書き上げています。中には、秋の情景を通して、自分の今の心境や、決意、感謝、家族への思いなどを感性豊かに表現した作品もたくさんありました。選句の結果、今日の3時間目の国語の時間に、担当の先生から3人の生徒に賞状が渡されました。