学校防災教育実践モデル地域研究事業の成果発表会
2021年12月16日 08時20分昨日の午後、今治市内外からたくさんの先生方や地域の方をお招きして、学校防災教育実践モデル地域研究事業の成果発表会を開催しました。まず、朝倉小学校と朝倉中学校に分かれて、授業参観を行いました。
中学校1年生の授業「防災について考えよう」では、1人1人が作った防災手帳を、タブレット端末と電子黒板を使ってクラスのみんなに発表して話し合いました。特に、朝倉地域の生徒の発表と、県外や南予から来ている生徒の発表内容を比べることによって、朝倉地域の生徒たちは「津波のことは考えていなかった。」と新たな発見をしていました。また、朝倉地域以外で住むことになるかもしれないことを想像して、将来につながる防災・減災意識を高めました。さらに、オンラインでゲストティーチャーの話を聞き、自助から共助へと考えを深めていきました。
授業参観の後、朝倉中の体育館で全体会が行われました。愛媛大学防災情報研究センターの二神副センター長様の「気候変動に伴う想定最大規模の豪雨に対する備え」と題しての指導助言では、地域避難ルールを決めてタイムラインを作成することや、早めの避難行動に徹することなどを学ぶことができました。これまでご指導くださった先生方や関係者の皆様ありがとうございました。下の写真は、今治市教育委員会教育長様の開会挨拶、朝倉小・中学校の取組発表、研究協議、講師の先生の指導助言、閉会挨拶の様子です。