人権教育参観授業 & 人権集会
2021年12月6日 19時53分今日の5時間目は人権教育参観授業、6時間目は人権集会でした。保護者の方や、地域の方、保育園や朝倉小の先生方などが来校されました。新型コロナウイルス感染症対策のため、受付での検温や名簿の記入などご協力いただきありがとうございました。特に体育館での人権集会は、ストーブを用意していましたが、寒い中での参観をありがとうございました。
【1年生の参観授業「街角ウォッチング」】
先生から配られた街角の様子を表したイラストの資料を見て、人権を侵害していると思われる箇所と、人権に配慮されている箇所を班で見つけ合いました。班の作業では、タブレット端末のジャムボードという掲示板機能を使って意見をまとめ、それを代表者が電子黒板に投影しながら発表し、身近な生活の中の人権について考えました。
【2年生の参観授業「渋染一揆」】
「渋染一揆」という江戸時代の資料を使って、人権の歴史に関する学習を行いました。幕府や藩からの厳しい差別政策に対して嘆願書を書き、差別と闘った人たちの思いや行動について「なぜ武器を持たなかったのだろうか?」と先生が問い掛け、生徒たちは班で話し合いながら、差別に負けない生き方や仲間の大切さについて考えていました。
【3年生の参観授業「就職差別解消に向けて」】
もうすぐ入試や中学校卒業を迎える3年生は、就職差別につながる恐れのある面接内容について、統一応募用紙を参考にして、客観的な学習を行いました。面接で質問する内容として「適切なもの」「不適切なもの」を班で話し合いながら、考えていきました。「〇〇はどうなんだろうか?」「これはいらないよね。」「これは・・・難しいなあ。」と悩んでいました。
【人権集会】
まず最初は、人権標語の発表です。各学年2人ずつ、標語に込めた思いも一緒に発表しました。次に、2年生女子が人権作文「みんな平等な世界で」を発表しました。そして、DVD「ほんとの空」を視聴して、いろいろな人権課題を自分に関わることとして捉えました。感想発表では「いろいろな差別のことが学習できました。」「偏見を持たないようにしたいです。」という発表がありました。最後に、全校生徒で「朝倉中生 5つの誓い」を生徒会長に続いて唱和して人権集会を終えました。