2学期終業式
2023年12月25日 13時47分長かった2学期も今日が終業式です。国歌斉唱に背筋が伸びます。
校長先生が式辞で、大きく2つのことを述べられました。
● 2学期の始業式で「すっげえもんに出会ってください。」とお願いしました。学校行事がたくさんありましたが、みなさんは出会えましたか? 先生は合唱コンクールで、みなさんの「大地讃頌」に出会いました。出会えたことを糧にし、出会えなかった人は、これから出会えるようあきらめずに準備していきましょう。
● 民間の会社でロケット打ち上げに挑戦している植松さんという人が、「どうせ無理」という言葉は、人の自信と可能性を奪う最悪の言葉と考えています。これを唱えた瞬間に何もしなくてよくなってしまい、「どうせ自分なんて・・」と自分の未来をあきらめるようになってしまうからです。しかしながら、人が生きていくためには自信が必要です。『どうせ無理』という人は、きっと、「頑張れない人」「できることしかしない人」、「考えない人」で、成功に近づくことはできません。成功者は、『どうせ無理』と思っても、「目の前の壁を乗り越えることをあきらめない人」です。そんな朝中生になってほしいと思います。
そして、最後に「天高く飛翔する辰の年が始まります。「何とか解決する方法はないか」「なんとかできる方法はないか」「もう一度やってみよう」「自分にはできる」と考え、高みをめざす機会にしましょう。」と呼び掛けて、式辞を終えられました。
次に、3人の学年代表の生徒が、2学期を振り返ってがんばったことや3学期への抱負を、暗記して力強く発表しました。一部を紹介します。
【1年生】学校行事は初めてのことが多く不安がたくさんあったが、クラスや学校のみんなと協力して乗り越えることができました。協力することが大切だと改めて実感しました。サッカーの練習のレベルが上がり、うまくいかなくなって落ち込んでいる私を先輩が励ましてくれて勇気付けられました。落ち込んでいる友達がいたら、積極的に声掛けをしていきたい。2年生になるための大切な3学期をしっかりと締めくくれるように頑張りたい。
【2年生】2学期は学校行事と勉強を頑張りました。学校行事では、学年や学校全体が1つになって、目標に向かってやり遂げる大切さや、頑張りきれた達成感を味わうことができました。良い思い出がたくさんできた修学旅行では、友だちの良さに気付き、自分の心が豊かになりました。定期テストでは、サッカーが忙しくなることが事前に分かっていたので、質の良い勉強をしようと心掛けました。満足のいく点数ではなかったが、次のテストまでに改善していきたい。これからは、最高学年や受験生になる自覚を持ち、目標に向けて日々準備していきたい。
【3年生】私の夢は英語の先生になること。そのためには英語だけでなく、他教科の知識を高める努力が必要になります。だから2学期の期末テストは他の教科の勉強にも時間を費やしたところ、全体の点数が上がりました。しかし、私は満足していません。もっと上をめざせると思っているので、冬休みにたくさん勉強しようと思います。たくさんあった行事は、3年生にとって最後になるので、良い思い出ができて良かったです。
残り少ない中学校生活を楽しんで、笑って卒業式を迎えられるようにしたい。先生方、2学期はたくさん指導してくださりありがとうございました。3年生のみんな、3学期も頑張りましょう。
校歌斉唱で終業式を締めくくった後、生徒指導担当の先生からは、「①先生もすっげえもんを見付けられました。良い学校だと地域に発信できました。もっと良い学校にするために、行動・考動(考えて行動する)・幸道(人を幸せにしていく)をしてきましょう。②1年生は2年生になる準備、2年生は最高学年になる準備、3年生は高校に行く準備をする3学期にするために、冬休みをしっかり過ごそう。」とお話がありました。
14日間の冬休みを事故なし、けがなしで過ごし、充実した楽しい冬休みにしましょう。