これまでの朝倉中日記

歌い継ぐ「大地讃頌」(1・3年生合同合唱練習)

2023年10月6日 18時27分

1か月前に運動会が終わり、9月中旬ごろから校舎内に歌声が響き始めました。11月3日の文化祭で行われる合唱コンクールで歌う課題曲や全校合唱の練習です。給食の時間にも合唱曲のCDを流しています。上級生は率先して、帰りの会で歌っています。

1年生が、全校合唱の「大地讃頌」を歌ったことがないということで、3年生が今日の5時間目に、1年生に教える機会を持ちました。

 まず初めに、ソプラノ、アルト、テノールに分かれて、30年以上も前から歌い継がれている「大地讃頌」について、伝統や込められている思いを、3年生が1年生にパート別に話しました。次に、パートごとにいろいろ工夫して、1年生に教えました。

DSC08360(アルト)●②DSC08362(ソプラノ)●①DSC08361(バス)●③

DSC08367(アルト)●⑤DSC08364(ソプラノ)●④DSC08368(バス)●⑥

 3年生が1年生を教えるという取組は、ここ数年では初めての試みでした。生徒数も減り、男女のバランスが悪くても歌い継いでいる伝統や意義を、3年生が3年生なりの言葉で伝えたことは大変意義深かったことが、下の1年生の感想からもうかがえました。

【1年生の感想(抜粋)】

・ 大地讃頌は歌ったこともなく、給食の時に音楽だけ聞いていたけど、3年生が教えてくれたのでがんばりたいです。朝中で伝統的に歌われている歌と聞いて、もっとがんばろうと思いました。

・ 3年生がとてもうまく歌っていて、すごいなと思いました。

・ 大地讃頌を初めて歌ったので大丈夫かな?と心配でしたが、3年生が隣で楽譜を指して教えてくれたり、「うまいよ」とほめてくれたのでよかったです。一緒にできてすごく楽しかったです。

・ 3年生から歌うコツを聞いたり、歌を聞かせてくれたりしたので、うれしかったです。

・ 私が3年生になったときにも、教えられるようにがんばりたいです。